神様との出会い
自分は21才(測量士時代)に肺炎になり、
それから30才まで、一度風邪をひいたり、冬の到来となると就寝前には咳が止まらず呼吸が出来ないほど、不眠の日々が続いていました。
色々な大病院も通いましたが、病状は続き月日だけか過ぎてゆきました。
その日は、朝から咳が止まらず大病院も休診日でした。
たまたま家の近くにあった、町医者で予約をとり着いてみると、なんとも古風なたたずまい、
子供の頃住んでいた実家を思い出していた。
受付を済ませ、すぐに『こちらへ』と呼ばれ、
奥の何もない狭い通路に通された、何の事はないインフルエンザの時期とかさなるので、ただ隔離されただけでした。
やっと診察室へゆくと、そこには、おばあちゃん先生が居ました。
心のなかでため息がでたと思います。
インフルエンザの検査、目を診て、喉を診て、
首筋を触り、聴診器で胸と背の音を聞かれ、
咳はいつからと聞かれ、『二十歳からです』と
応答し診察終了。
支払いを済ませ『新しい薬が出てますので』と言われ、三軒隣の処方せんで(アドエア エアゾル)吸入式を手渡される、内心で『いつものと違うな、まぁ無いよりましか…』と呟き帰宅。
試しに2吸い、幾分ましになった気がする。
就寝前もまた2吸い、まだ咳は出る。
それを一週間続け、咳が止まる❗
あり得ない今まで諦めていたから、自分は絶対この咳の呼吸困難で死ぬと思っていたので、その新しい薬が自分に合ったのだと、感動しました。
その瞬間におばあちゃん先生は神様に変わりました。
一週間後に神様にお礼を言いにゆきました。
神様は『薬が合って良かったね』と言ってくれました。
今は娘も診てもらい、神様は今でも元気です。